自衛隊から転職を考えているのならIT業界がおすすめです。
IT業界は今後益々需要が拡大するとされており、私たちの生活環境においても大きく影響を及ぼしています。
今よりも年収を上げたい、手に職をつけて独立したいと考えている方にもIT業界はおすすめであり、一度スキルを身につければその後のキャリアの選択肢もかなり開けます。
この記事では実際に自衛隊からITフリーランスとして独立した筆者が、なぜIT業界がおすすめなのかその理由と転職する方法を詳しく解説しています。
Contents
自衛隊から転職するならIT業界がおすすめな3つの理由
- 他業界よりも高収入が見込める
- 2030年にはIT人材が約80万人不足する
- フリーランスとしての道も開ける
自衛隊から転職を考えている方は、どの業界へ転職しようか迷うと思います。
20代〜30代前半であれば比較的どの業界でも未経験から転職することは可能ですが、30代後半となるとかなり転職は難しいです。
実際に転職市場において内定をもらっている人の平均年齢は31歳とされており、自衛隊からの転職を検討されている方は、30代前半までに最終的な判断を下す必要があります。
また、現時点で転職先の業界がまだ決まっていない方は、是非ともIT業界を検討してみてください。
他業界よりも高収入が見込める
IT業界と一言でいってもその中には様々な業種があります。
- システムエンジニア
- プログラマー
- 営業
- ITコンサルタント
- プロジェクトマネージャー など
IT業界においては会社員として貰える給料は、比較的そこまで自衛隊と変わらない金額(平均年収592万円)となっています。
しかしながら、IT企業の多くは副業を禁止しておらず会社に属しながらブログやYouTube等の事業を個人で行うことも可能です。
収入の柱を増やすことができない自衛隊と比較して、IT企業等ではやり方次第でどんどん収入を増やすことができますね。
実際に会社に属しながら副業で会社の給料以上稼いでいる方も、数多く存在しています。
また、IT企業で培ったスキルや知識を副業に活かせるという点もメリットの一つですね。
2030年にはIT人材が約80万人不足する
経済産業省の調べによると今後日本では、2030年までに約80万人のIT人材が不足すると言われています。
自衛隊から転職する業界選びはとても重要であり、IT業界のように将来的に需要が拡大する見込みがある分野に身を置くことがとても大切です。
現時点でIT企業に転職しておけば将来的には年収も右肩上がりにアップし、キャリアアップも大いに狙えるはずです。
また、再度転職する際もIT人材としてスキルと知識をしっかりと身につけておけば、転職市場においても有利になります。
フリーランスとしての道も開ける
私自身元自衛隊ですが、今はITフリーランスとして海外で生活しています。
フリーランスとしての働き方がこれから先益々世界的に浸透してくると共に、リモートワークといった働き方にも対応しておかなければ生き残っていけません。
幸い、IT企業でスキルと知識をしっかりと身につけることができれば、フリーランスとして独立することも可能ですし、リモートワークという手段も取れるでしょう。
働き方が多様化してきている現代社会だからこそ、自衛隊にいるままでは気づけないことも大変多いです。
自衛隊からIT業界へ転職した人の口コミ・評判
妻に良く言われた
『自衛隊に勤めてた時は毎日楽しそうで特に日曜日の夜は遠足前夜の子供みたい』だと
運送の仕事に転職してからは
『日曜日の夜はため息が多いね…笑』先月IT業界に転職したけど自衛隊の時に近い感覚はある
毎日20回くらい絶望するけど割と楽しいと感じてる…笑 https://t.co/BFgsDZxQg0
— チュパ@元賭博師トレーダー (@chupa0224) October 5, 2019
自衛隊の中にも様々な職種が存在しますが、IT業界においても適材適所であり人によっては合わない場合もあります。
私自身も自衛隊にいた頃はパソコンすら持っていませんでしたので、もちろんタイピングすらできませんでした。
最初は大変苦労すると思われますが、自衛隊で培った体力と忍耐力があればIT業界でもやっていけると思います。
自衛隊→大手警備→大成長中ITと転職したけど、前二つはポンコツ扱いだったのにITでは活躍できてる
案外世の中わからないものです— zirouX (@zirou_x) August 7, 2019
人によっては自衛隊よりもIT企業で働いた方が、能力を活かせるといった方もいるでしょう。
普段からネットサーフィンをされる方や、ネットゲームやアプリ等をよく触っている方には自衛隊よりもIT企業で働いた方があっているかもしれません。
自身に適性があるかどうか知りたい方は、転職エージェントサイト等を利用して相談してみると良いでしょう。
@syou_n 私の知り合いで、未経験転職なPGスタートでたった3年でPMやPL経験して管理職になった方もいます。まぁその方は前職が自衛隊で航空管制官やってた方でしたがね。そういう人もいるくらいですので、ITは結構実力主義な面はあるんじゃないかと。
— 山田英之@九州台中迷 (@ooe_san) October 26, 2010
航空管制官とは航空機の航路や離着陸を管理し、各飛行機に指示を出している部署です。
管制官についている方は比較的IT業界にも適性があるといえますし、多忙な自衛隊の中の業務をこなすよりも外の企業で働いた方が年収は良いかもしれませんね。
実際に私にも知り合いの管制官がいますが、かなり多忙であり責任も重いので心身共に疲弊しやすいといった話を聞きました。
自衛隊からIT業界へ転職する2つの方法
自衛隊からIT業界へ転職する方法としては
- 転職エージェントを活用する
- プログラミングスクールを活用する
の2つがあります。
「IT業界って何?どんなことをするの?」
といった方は、まずは転職エージェントを活用してどのような業界なのか詳しく担当者に聞くことをおすすめします。
また、プログラミングスクールを活用される方は、サービスが有料・無料両方とも存在しますのでスクールの特徴に関して、しっかりと把握することが大切です。
転職エージェントを活用する
転職エージェントとは通常の転職サイトとは違い担当者が一人ひとりつく為、転職に慣れていない方でも安心して転職活動を行うことができるサービスです。
担当者は転職のプロであり希望する業界に関してもしっかりとした知識を持っている為、安心して相談することができます。
サービス自体は登録から実際に転職するまで全て無料となっており、自身の転職市場における市場価値を図ることもできます。
プログラミングスクールを活用する
プログラミングスクールとは、アプリケーションやWebサイト開発に必要なスキルや知識を学べる学校のようなものです。
現在はオンラインでも気軽に学べるサービス等もかなり多く、わざわざ学校へ通わなくても自宅で学習に取り組むこともできます。
また、プログラミングスクールによっては受講後、IT企業への転職を100%保証しているところもあるので是非とも利用を検討してみてください。
自衛官におすすめの転職エージェント3選【IT特化型】
自衛隊からIT業界へ転職するのであれば、転職エージェントの利用は必須と言っても過言ではありません。
今はIT業界に特化した転職エージェントも大変多い為、より高い確率でIT企業へ転職することができるようになっています。
また、実際に自衛隊から転職エージェントを通して、IT企業へ転職される方は多いです。
レバテックキャリア
- 内定率が高い
- 担当者の知識が豊富
- 担当者の対応がとても丁寧
IT業界に特化した求人情報を豊富に扱っており、登録後に担当してくれるキャリアアドバイザーもIT業界出身者が大変多いです。
業界に関する知識はもとより対応力に関してもかなり高い為、高い確率であなたに適した求人を紹介してくれるでしょう。
ただ、他の転職エージェントと比較して未経験者に対しては、紹介求人数が少ないのが唯一の欠点です。
マイナビ×IT
- 取り扱い求人数はトップクラス(約4万件)
- 担当者の対応が早く、親身になって話を聞いてもらえる
- 担当者の多くはIT出身者で知識も経験も豊富
大手企業であるマイナビグループの一つである「マイナビ×IT」では、業界でもトップクラスの求人数(約4万件)を持っています。
IT業界に特化した転職エージェントなので、担当者も業界に関してかなり詳しい上に親身になってあなたの転職に関する相談にのってくれます。
また、認知度も信頼性も高い上に、大手ならではのネットワークがあるのも大きな強みと言えるでしょう。
doda
- 人材紹介会社最大手で認知度も信頼性も高い
- 業界トップクラスの求人数を保持している(約10万件以上)
- 幅広い転職希望者の年齢層に対応可能
総合型の転職エージェントであるものの、IT関連の求人も豊富に扱っているdodaでは、様々な年齢層に対して柔軟に対応してくれます。
取り扱い求人数も業界トップクラスと言っても過言ではなく、担当者も経験豊富な方が多い為、高い確率であなたに適した求人先を紹介してくれるでしょう。
ただ、ネット上の口コミや評判があまり良くないのが唯一の欠点。
自衛官におすすめのプログラミングスクール
自衛隊からIT業界へ転職する方法としてプログラミングスクールの利用を検討されている方は、どこを利用するかがとても重要になってきます。
スクールによっては受講後の転職を保証しているところもあれば、転職サポート自体を行っていないところもあります。
幸い、ご紹介しているプログラミングスクールは両方とも転職サポートまで行ってくれますので、是非とも利用を検討してみてください。
TECH::CAMP
- 未経験でもエンジニアとしてスキルを身に付けられる
- マンツーマン指導で徹底サポート
- 「転職成功率99%」と驚異的な数字を叩き出している
プロサッカー選手である本田圭佑 選手も受講されたことがある、株式会社divが運営するプログラミングスクールTECH::CAMP。
TECH::CAMPの特徴としては未経験からでも気軽に受講できる上に、受講後の転職サポートも充実しています。
基本的にライザップのようなマンツーマン指導スタイルとなっており、企業へ就職した後に即戦力として活躍できるようなカリキュラムを受講できます。
また、実際に私が無料体験会に参加した記事がありますので、合わせて確認してみてください。
侍エンジニア塾
- 受講者に合わせたオーダーメイドカリキュラムとなっている
- マンツーマン指導なのでマイペースに学習を進めることができる
- 受講者の90%が未経験者でありながら、転職成功率は94%とかなり高い
プログラミングスクールの中でいち早くマンツーマンレッスン指導を取り入れた、侍エンジニア塾。
スクールの特徴としては受講者に合わせたオーダーメイドカリキュラムとなっており、自身が学びたい事に合わせて講師が受講レッスン内容を提案してくれます。
また、受講者の9割が未経験者なので安心して受講できるのも大きな特徴でしょう。
実際に無料体験会に参加してきた時の様子をまとめた記事があるので、合わせて確認してみてください。
まとめ:自衛隊から転職するならIT業界がおすすめ!その方法と理由を解説
ここまで自衛隊から転職するならIT業界がおすすめという事でその理由と実際に転職する方法を解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事の要点は、以下となります。
- 他業界よりも高収入が見込める
- 2030年にはIT人材が約80万人不足する
- フリーランスとしての道も開ける
自衛隊から転職する際には業界が選びがとても大切になってくる為、しっかりとご自身でもリサーチした上で最終的な判断をするようにしてください。