コラム

自衛隊には”自由がない”は本当なのか!?元自が隊内での生活を激白

自衛隊には"自由がない"は本当なのか!?元自が隊内での生活を激白

自衛隊に自由がないと感じている人は大変多いです。

実際に私も自衛隊にいた頃は(縛りが多いなぁ…)と感じていました。

自衛隊は他の職業とは違い”特別国家公務員”として扱われており、外出する際にも上司の許可が必要だったり、独身者の居住場所は基地内といった様々な制限があります。

この記事では自衛隊において”自由がない”と感じる要因や理由とはなんなのか、元自衛官である私の体験を元に分かりやすく解説しています。

自衛隊に”自由がない”は本当なのか!?ネット上の意見・口コミ

自衛隊には"自由がない"は本当なのか!?元自が隊内での生活を激白

自由の定義は人によって違うので、一概に「〇〇ができないから不自由だ!」というものではありません。

とはいえ、現代の若者からしたらスマホが使えなかったりといった、当たり前の事ができないいことは自由がないのも同然。

自衛隊の現状からいって元自の私には(自由がないなぁ…)と感じられますが、あなたはどうでしょうか?

Twitter上での意見・口コミ

自衛隊では基地から外へ出る際には、必ず”外出証”が必要となります。

外出証がないと基地の外で遊ぶことはできません。

女性自衛官の場合は教育隊では化粧はしないようになっていますが、部隊配属されたらできるようになります。

教育期間中は外出する日が唯一の化粧日となるので、張り切って化粧する人が多いです。

一般企業に勤めている人からすると、自衛隊の”外出証制度”はかなり特殊ですよね…。

海上自衛隊の場合は戦艦勤務が普通なので、航海へ出てしまうとスマホが使えません。

現代人にとってスマホが使えないのはかなりのストレスになり、若者を中心に辞めていく人が多いのです。

また、自衛官の給料が少ないのは昔からなので、”公務員だから安定している”といった理由で入隊すると後悔するかもしれません。

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海上自衛隊は陸自や空自と比較しても毎年応募者が少なく、常に定員が足りてない状態。

スマホが使えないのですから、今の若者が選択したがらないのも分かりますね。

自衛隊で一番人気なのは空自・陸自・海自の順となっており、海自はダントツ人気がありません。

また、空自の場合は職種さえ選び間違えなければ、かなり楽な自衛隊生活を送る事ができるでしょう。

海自は基本艦内勤務なので、ストレス高になりやすい環境なんですね。

その上、一度航海へ出てしまうと数ヶ月間は陸には上げれない…。

お金があっても遊ぶ時間もないので、応募者が集まらないのも分かります。

自衛官が海外旅行へ行く際には、外出証同様に事前の申請が必要になります。

基本的には新婚旅行以外の目的で、気軽に海外旅行することはできません。

自衛隊に入隊したら”海外旅行は諦めろ!”ということです。

YouTube上での意見・口コミ

動画内では陸上自衛隊での一日を丁寧に解説されています。

自衛隊では陸・海・空どこに所属するかによってもかなり生活スケジュールが変わってきますが、その中の職種でも更に違いがあります。

表向きは公務員ということで魅力的な仕事に見えますが、実際にはかなりストレス高な生活です。

自衛隊ではできることとできない事がハッキリと決まっています。

タトゥーを入れたり、ピアスを開けたり、といったことはもちろんできません。

自衛隊には”自由がない”と言われる6つの理由・要因

自衛隊には"自由がない"は本当なのか!?元自が隊内での生活を激白
  1. 外出するのに許可証が必要
  2. 独身者は強制的に基地内居住させられる
  3. 海上自衛隊の艦隊内ではスマホが使えない
  4. 演習や航海に出ると長期間度自宅に帰れない
  5. 教育課程では分単位でスケジュール管理される
  6. 海外旅行への行くのに申請が必要(数ヶ月間かかる)

自衛隊は国防を担ういわば他国でいう軍隊に当たる職業。ご存知の通り”特別国家公務員”と呼ばれるだけあって、かなり特殊な仕事です。

そのため、一般的な職業とは違い自衛官は多くの制限が課せられており、それがストレスとなって退職する人も少なくありません。

特に現代の若者にとってはスマホが使えなかったり、自由に外出できなかったりといった娯楽の制限はとても堪えると思います。

外出するのに許可証が必要

私が実際に自衛隊に在籍していた時に一番不自由だなと感じたことは、”外出するのに許可証が必要”だということ。

現役自衛官の方や元自の方は、共感してもらえると思います。

自衛官は毎回基地外に出るたびに許可証が必要となるため、前もって”来週末外出しますよ”といった申請が必要。

民間企業に勤めている会社員の方からしたら、信じられない事実です。

ちなみに、許可証の申請が却下されると外出はできません。

独身者は強制的に基地内居住させられる

自衛隊では基本的に基地内での生活を強いられるようになっており、住まいは指定施設(営内)に限られます。

基地外(営外)に住めるケースとしては主に2つ。

  1. 既に結婚している既婚者の隊員
  2. 2曹に昇任してから営外に住めるようになる(10年程度かかる)

独身の場合は最低でも10年程度は営内生活を強いられるので、集団生活が合わない人はかなりのストレスを感じることでしょう。

自衛隊に入隊したら夢の一人暮らしは、当分できないと覚悟しておいてください。

海上自衛隊の艦隊内ではスマホが使えない

自衛隊の中でも特に退職者が多く人員が足りないとされているのが、海上自衛隊。

最近の若者が海上自衛隊を辞める大きな理由の一つに、”スマホが使えないから”といった内容があがるそうです。

海上自衛隊では主に戦艦勤務がメインとなってくるため、一度長い航海へ出てしまうと洋上には電波がないため必然的にスマホが使えません。

ただ、最近はスマホが使えないことで辞めていく若者たちをどうにかするために、戦艦内にフリーWi-Fiを設置する取り組みが行われているようです。

演習や航海に出ると長期間度自宅に帰れない

陸上自衛隊でも長い演習に出てしまうと、数週間自宅に帰れないといった事があります。

サラリーマンでも地方への出張がたまにある人もいると思いますが、自衛隊の場合は期間が長い上に頻度も多いので、人によってはかなりストレスを感じるでしょう。

また、海上自衛隊においては一度航海へ出てしまうと、数ヶ月間陸には上がれない。

海上自衛隊の場合は戦艦勤務なので、艦内で人間関係が悪くなるといじめの対象にもなりかねません。

教育課程では分単位でスケジュール管理される

自衛隊に入隊すると最初の関門として、数ヶ月間の教育訓練を受けなければなりません。

教育課程では数分刻みで行動が全て管理される上に、行動する際には常に5〜6人程度で一緒にいるので、ストレスフルになる人がかなり多いです。

ふるいにかけられ最初の数ヶ月間で辞めていく人が多いですが、集団行動が合わない人は本当に早めに退職した方が身のためだといえます。

ちなみに、部隊配属されても部屋は先輩と同じであり一人部屋ではないため、馴染めない方はすぐに辞めていきます。

海外旅行への行くのに申請が必要(数ヶ月間かかる)

自衛隊に入隊したら海外旅行は諦める他ありません。

なぜなら国内から出る際には申請が必要であり、許可がおりるまで数ヶ月間かかる上に、新婚旅行以外は中々許可がおりないからです。

自衛官が海外へいくケースとしては、日米合同訓練を行う際や、特殊な部隊配置に指名された場合でしょうか。

自由に海外旅行がしたいと考えている方は、自衛隊を辞めて民間企業へ転職するしか方法はありません。

自衛隊で”自由がない”と感じたら民間企業へ転職するもアリ!

自衛隊には"自由がない"は本当なのか!?元自が隊内での生活を激白

結論をまとめると、自衛隊は民間企業や他の公務員職とは違い制限が多いので、自由がないと感じる方が多いといえます。

具体的な理由としては主に6つありました。

自衛隊には自由がないと言われる6つの理由
  1. 外出するのに許可証が必要
  2. 独身者は強制的に基地内居住させられる
  3. 海上自衛隊の艦隊内ではスマホが使えない
  4. 演習や航海に出ると長期間度自宅に帰れない
  5. 教育課程では分単位でスケジュール管理される
  6. 海外旅行への行くのに申請が必要(数ヶ月間かかる)

それでも自衛隊が良いと思える人は別ですが、現時点で自衛隊生活が少しでも不自由に感じているのであれば、民間企業への転職を検討しても良いのではないでしょうか。

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